おんどとり WebStorage APIを利用するにあたって、よくあるご質問についてまとめてみました。 ご意見を頂くたびに順次追加し、充実させて行く予定ですのでよろしくお願いいたします。
A. 現在値とは、おんどとりWebStorageにデータを送信している機器の、最新の記録データになります。
送信されてきたデータの最後のデータですので、しばらくデータ送信がなかった機器の場合には古い時刻のデータとなります。
リアルタイムな今現在の値ではありません。
現在値グラフについてはおんどとりWebStorageに送信されてきたデータの履歴となりますが、機種により保存されているデータに違いがあります。下記の表を確認ください。
なお、おんどとりWebStorageでは、機種によりTRZ形式の記録データをファイルとして受信しております。こちらは「記録データ(TRZ形式)」のように呼称しており、現在値グラフとは異なるデータとなりますのでご注意ください。
機種 | 現在値グラフの 最大保存件数 |
現在値グラフに含まれる値 |
---|---|---|
TR7A2/7A, TR-7wb/nw/wfシリーズ | 機器の記録間隔に応じて 最大450日間分 |
記録データとして送信しているデータそのものです。 機器に設定された記録間隔で記録したデータが、現在値グラフとして保存されています。 機器に設定された記録間隔に応じてデータ保存期間が変わります。詳しくはおんどとりWebStorageの利用規約を確認ください。 |
TR4Aシリーズ | 機器の記録間隔に応じて 最大450日間分 |
機器に設定された記録間隔で記録したデータそのものが、現在値グラフとして保存されています。 加えて、ThermoREC上でモニタリングしたデータをWebStorageに保存する設定をしている場合、モニタリングデータもこの現在値グラフのデータに保存されています(TR41/TR42/TR45のみ)。 機器に設定された記録間隔に応じてデータ保存期間が変わります。詳しくはおんどとりWebStorageの利用規約を確認ください。 |
RTR500Bシリーズ(HTTPS通信) | 子機の記録間隔に応じて 最大450日間分 |
RTR500Bシリーズの親機が送信している現在値データ内の、最大で10件分の測定値が現在値グラフとして保存されています。 現在値データに含まれる測定値の件数は下記の「Q. 1つの現在値データに含まれる測定値の件数は?」を確認ください。 機器に設定された記録間隔に応じてデータ保存期間が変わります。詳しくはおんどとりWebStorageの利用規約を確認ください。 子機毎の記録間隔設定に基づく記録データはTRZ形式のファイルデータとして取り扱われ、現在値グラフの対象ではありません。 |
RTR-500シリーズ RTR500Bシリーズ(FTP送信) |
1,500件 | RTR-500シリーズの親機ならびにRTR500Bシリーズの親機が、FTP送信により現在値XMLのファイルを送信した際の現在値を、その時刻における1件のデータとして保存しています。 従って、子機に設定されている記録間隔と関係なく、親機の現在値XMLファイルの送信時刻とその時刻における現在値をセットにしたデータの履歴となります。 子機毎の記録間隔設定に基づく記録データはTRZ形式のファイルデータとして取り扱われ、現在値グラフの対象ではありません。 |
おんどとりease TR32B | 機器の記録間隔に応じて 最大450日間分 |
機器に設定された記録間隔で記録したデータそのものが、現在値グラフとして保存されています。 機器に設定された記録間隔に応じてデータ保存期間が変わります。詳しくはおんどとりWebStorageの利用規約を確認ください。 |
TR-700Wシリーズ | 1,500件 | 現在値XMLファイルの自動送信時刻ごとに保存された現在値の値の履歴となります。 機器毎の記録間隔設定に基づく記録データはTRZ形式のファイルデータとして取り扱われ、現在値グラフの対象ではありません。 |
RTR-500シリーズ、TR-700Wシリーズ、TR7A2/7AおよびTR-7wb/nw/wfシリーズやTR4Aシリーズとおんどとりease TR32B、そしてRTR500Bシリーズから送信する現在値データには、対象機器の最新の測定値1件と、機器の測定値データが何件か含まれています。
おんどとりWebStorageでは、最新の測定値1件を、「現在値の一覧」で取得できる値として保存しています。
また、TR7A2/7AおよびTR-7wb/nw/wfシリーズ、TR4Aシリーズ、おんどとりease TR32B、そしてRTR500Bシリーズ(HTTPS通信時)の場合、機器の測定値データについても現在値グラフのためのデータとして保存しており、「直近データの取得」にて取得可能です。
※RTR-500シリーズの親機ならびにTR-700Wから送信されてきた測定値もブラウザから表示可能な現在値グラフのデータとして保存していますが、保存形式が異なるためこちらのAPIからの取得は現在対応しておりません。
A. セキュリティリスクを軽減するために、公開APIではJSONP形式でのレスポンスに対応しておりません。従ってご利用者様環境にあるHTMLコンテンツ上のJavaScriptから、直接公開APIにリクエストを投げてレスポンスを受け取ることはできません。
ご利用者様環境のHTMLコンテンツ上のJavaScript(以後、ご利用者JSと略します)で、公開APIから取得したデータを利用したい場合は次のような方法をご利用ください。
1) 公開APIを利用できるサーバサイドアプリなどを作成ください。(下記サンプルなどを参照ください)
2) 公開APIへアクセスし、JSON形式で受信したレスポンス内容を response.json などのファイル名で「ご利用者JS」が読み込める環境下に保存してください。
3) ご利用者JSにて、上記response.jsonを読み込んで、必要な形に整形の上で出力ください。
定期的に情報を更新するHTMLコンテンツにしたい場合は、2)の公開APIへのアクセスを定期実行し、response.jsonを更新することで実現可能です。
※response.jsonがキャッシュされないような配慮が必要です。
JavaScript環境での認証情報の取り扱いリスク、JSONP形式でのレスポンス開放によるリスクを考慮した上での方針となっております。ご了承ください。
A. 利用者の皆様にできるだけ公平におんどとりWebStorageをご利用いただくため、負荷を分散する意図で設定しております。
公開APIの利用状況やサーバ環境に応じて調整していく予定です。